「記録さらに重ねて」 イチロー選手3千本 宮古、偉業に沸く


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イチロー選手の3千本安打達成を祝福する宮古島市民ら=8日、宮古島市平良のホテルニュー丸勝

 【宮古島】米大リーグ・マーリンズのイチロー選手が3千本安打を達成した8日、2015年まで古巣オリックス・バファローズが春季キャンプをしていた宮古島市の市民らが市内のホテルで祝賀会を催した。集まったのは宮古島オリックス・バファローズ協力会の関係者ら。イチロー選手の偉業を祝福し「50歳まで現役を続けてほしい」と、さらなる活躍を期待した。

 イチロー選手が入団間もないころ、本名の「鈴木一朗」で登録していた時代から面識がある協力会副会長の平良勝之さんは「イチローの活躍と共に宮古島も注目された。今後も3千本、4千本と記録を重ねてほしい」と願いを込めた。

 協力会理事の野津武彦さんは、妻の愛子さんともどもイチロー選手と交流がある。「世界的な選手が宮古島で育った。われわれにとっては本当に宝のようなことだ」と笑顔で話した。