【うるま】うるま市内で活躍する個性豊かな人材を広く紹介しようと、市地域おこし協力隊はこのほど、「島人名鑑」を発刊した。津堅島出身の歌手の神谷千尋さんや現代版組踊「肝高の阿麻和利」など個人や団体の取り組みを紹介している。市の良さをPRするため、県外でも配布している。
地域おこし協力隊は、地方に移住した人たちが地域活動を行うための総務省の制度。「島人名鑑」は2014年、市地域おこし協力隊員に就任した滋賀県出身の酒井惠美子さんと東京都出身の日比康人さんが製作した。
酒井さんは「商品を紹介する冊子はあるが、人物に焦点を当てた冊子がこれまでなかった」と製作のきっかけを語る。
島人名鑑は、県外や海中道路沿いの「美ら島海道 観光案内所」でも配布している。酒井さんは「うるま市に、こんな魅力的な人がいることをもっと広く知ってもらいたい」と話した。