【うるま】リオデジャネイロ五輪女子バレーの日本対ブラジル戦で、うるま市出身の座安琴希選手が出場するに当たり、県バレーボール協会などは11日午前10時半すぎからうるま市役所大講堂の大型スクリーンでパブリックビューイングを開いた。市内の五つの小学校のバレー部や中高生、関係者など350人以上が集まって観戦した。座安選手は、3セット全てで途中交代で出場した。座安選手がコートに上がる度に会場から「頑張れ、頑張れ、琴希」「座安、座安」と大声援が湧き起こった。
試合はストレート負けしたものの、第3セット後半で日本が追い上げた場面では「ニッポン」という歓声とともに、細長い風船をたたいて盛り上がり、座安選手らの活躍を喜んだ。
座安選手が中部商業高校在籍時代に指導に当たった玉城卓馬監督は「与えられた役割を果たしていた」と評価。ユニホームを着て観戦した勝連小6年の宮城愛美さん(12)は「すごかった。座安選手が目標だ」と目を輝かせて話した。【琉球新報電子版】