リオ・パラ五輪「メダルで恩返し」 車いすラグビー仲里、乗松が闘志 


この記事を書いた人 志良堂 仁
沖縄ハリケーンズの紅白戦で精力的にプレーする仲里進(右)と乗松聖矢(中央)=20日午後、浦添市宮城のサンアビリティーズうらそえ

 リオデジャネイロパラリンピックに出場するウィルチェア(車いす)ラグビー日本代表の仲里進(しん)と乗松聖矢(熊本県荒尾市)は20日、所属する沖縄ハリケーンズで出発前の最後のチーム練習に参加した。紅白戦などで精力的にプレーし、最終合宿に備えた。

 仲里は「いい感じで調整できている。沖縄のみなさんに支えてもらったので、ロンドンで逃したメダルを持ち帰り、恩返しをしたい」とメダル獲得を誓った。乗松は「金メダル以外は目指していない」と話した。

 沖縄ハリケーンズの大城一志代表は「チームにはオーストラリア代表のマット・ルイスもいる。決勝の舞台で3人が競り合う姿を見たい」と語った。

 仲里は26日に沖縄を離れ、27~29日に東京で行われる代表合宿に参加する。競技は9月14~18日で、初戦は14日午後4時(日本時間同日午前4時)に予選でスウェーデンと対戦する。