沖縄県は13日、56定点医療機関から2~8日に報告があったインフルエンザの患者数が定点当たり11.18人だったと公表した。前週より1.98人増え、インフルエンザ注意報の発令基準となる定点当たり10人を再び上回った。注意報の発令は6週連続となった。
前週は定点当たり9.20人だったが、再流行の恐れがあるとして注意報は継続発令していた。一時は減少していた患者数は2週連続で増え、増加傾向となっている。
保健所別では、那覇市が定点当たり14.50人で最多。ほかに10人を超えたのは、八重山の13.33人、南部の12.50人だった。
同期間の新型コロナウイルスの県内新規感染者数は定点当たり2.55人。9週連続で減少し、今年の最少となった。