背中の甘えん坊さん コモンリスザル誕生 ネオパークであすから愛称募集 


この記事を書いた人 金城 美智子
小さな体で母てぃーちの背中にしがみつくコモンリスザルの赤ちゃん=8月31日、名護市のネオパークオキナワ

 【名護】名護自然動植物公園「ネオパークオキナワ」で23日、2年ぶりにコモンリスザルの赤ちゃんが誕生した。赤ちゃんは授乳時以外、母・てぃーちの背中に小さな体で懸命にしがみついて生活し愛くるしい姿を見せている。愛称を9月1日から募集する。25日まで。来園者に応募用紙を配布する。選考の上、愛称を10月9日に発表する予定。

 コモンリスザルは南米産で成体の体長は25~30センチで体重700~1000グラム、幼体は体長10センチ前後・体重100グラム前後。ネオパーク内の国際種保存研究センターで飼育中の個体は6頭目となる。父の名はよしお。赤ちゃんは兄セブンに続く第2仔。約1年は母の背中にしがみついて生活するという。

 飼育員の山下貴之さん(23)は「実際に見に来て決めてほしい。かわいい名前を付けてもらえれば」と呼び掛けた。
 問い合わせはネオパークオキナワ☎0980(52)6348。
【琉球新報電子版】