日常の芸術 写し出す 女性写真家が巡回展 那覇


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巡回展への来場を呼び掛ける鈴木理恵子さん(左)と田邊早織さん=4日、那覇市のイングリッシュガーデンカフェ

 沖縄県内在住の女性カメラ愛好家5人で構成する「PhotoRing」(クスノキ代表)による巡回展示が4日、那覇市銘苅のイングリッシュガーデンカフェで始まった。来年2月まで、那覇市内を中心に5カ所で展示会を行い、「日常の中にあふれる芸術」としての写真の魅力を広める。

 「写真で人と人とをつなぐリング」をテーマに、クスノキ代表、上原佐都子さん、かねこいくこさん、鈴木理恵子さん、田邊早織さんの作品がそれぞれ7~10点ずつ展示される。

 鈴木さんは東京都出身の写真家。「沖縄には素晴らしい被写体がたくさんあるのに、写真という芸術に触れる機会が少ない」と話す。その上で「カフェや病院などでの展示を通して、多くの人にもっと写真を身近に感じてもらいたい」と話した。

 イングリッシュガーデンカフェでの展示は30日まで。10月8~10日は北谷町のちゃたんニライセンター、11月7~25日は名護市の県立北部病院、12月4日~2017年1月6日は那覇市のニュー久茂地ビル、2月(調整中)は那覇市のジュンク堂書店で開かれる。

 問い合わせはクスノキさん(電話)070(2625)8234。