【東京】米軍伊江島補助飛行場(沖縄県伊江村)の滑走路が不具合を抱えて使用できなくなっていることについて、中谷元・防衛相は11日の閣議後会見で、米軍が進める補修工事に自衛隊の施設部隊が協力することを「選択肢の一つとして検討している」と明かした。
伊江島の滑走路が使用できず、原則実施しないとされている米軍嘉手納基地でのパラシュート降下訓練が常態化している。
中谷防衛相によると、米軍は11月以降に必要な資機材を搬入し、来年2月ごろに工事を始め、同6~9月ごろに完了することを見込んでいる。(明真南斗)