「防犯フェア」意識向上喚起 県警、北中城で 沖縄


「防犯フェア」意識向上喚起 県警、北中城で 沖縄 特殊詐欺への被害を呼びかける小禄高校書道部の書道パフォーンス=12日、北中城村のイオンモール沖縄ライカム
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【北中城】11日に始まった全国地域安全運動(20日まで)に合わせ、県警は12日、北中城村のイオンモール沖縄ライカムで「防犯フェア2024」を開催した。防犯に係るパフォーマンスや表彰を通じて、防犯意識の向上を呼びかけた。自動車鍵掛け甲子園の優勝校など3校と、県子ども地域安全マップで県知事賞などを受賞した9団体を表彰。小禄高校書道部が特殊詐欺被害防止を呼びかける書道パフォーマンスを披露した。

 県警の島尻哲也生活安全部長は「防犯意識を高め、地域安全運動への一層の理解と協力をお願いしたい」と呼びかけた。

 県警によると、24年9月末の刑法犯認知件数は7079件で前年同期(6623件)と比べて456件増えた。そのうちの約千件を占める自転車窃盗被害の約7割は、無施錠だったという。