25日午前6時、マリアナ諸島で台風21号が発生した。台風は1時間におよそ20キロの速さで北西に進んでいる。
今後は発達しながら西寄りに進み、28日以降暴風域を伴う見通しで、30日ごろには強い勢力で沖縄地方に接近する恐れがある。
一方、25日の沖縄本島地方は、前線や台風20号周辺の湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となっている。
降り始め(23日午前0時)から25日午前4時までの降水量は本部町謝花で226.0ミリ、読谷で209.5ミリなどとなっている。
沖縄気象台は、沖縄本島地方と八重山地方では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、沖縄地方では落雷や竜巻などに十分注意するよう呼びかけている。
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