【リオデジャネイロ17日=稲福政俊】リオデジャネイロパラリンピック第11日は17日午後4時(日本時間18日午前4時)からウィルチェアラグビーの準決勝を行い、日本は豪州に57―63で敗れ、惜しくも決勝進出を逃した。3位決定戦は18日午前9時(日本時間同日午後9時)から行われる。日本は同競技でメダルを獲得したことはなく、3位決定戦で初のメダル獲得を狙う。
世界ランク3位の日本は予選B組でスウェーデン、フランスに連勝した。世界ランク1位の米国に1点差で惜敗したものの、2勝1敗の2位で通過していた。世界ランク2位の豪州は予選A組で3連勝し、1位通過だった。
浦添市の仲里進(アディダスジャパン)は予選3試合で12得点を挙げ、勝利に貢献した。仲里とともに県内チーム「沖縄ハリケーンズ」に所属する乗松聖矢(SMBC日興証券)=熊本県=も、3試合で9得点を挙げる活躍を見せていた。
日本はパラリンピックに4大会連続出場で、これまでの最高成績はロンドン大会の4位。仲里は4大会連続出場、乗松は初出場だった。【琉球新報電子版】