島の風景、アートに きょうからイチハナリ展


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さまざまな素材の紙を使って作品を制作するほしのみちよさん=15日、うるま市与那城の浜比嘉島

 【うるま】芸術と島々の風景や文化が作品を織りなす展覧会「2016イチハナリアートプロジェクト+3」(主催・うるま市観光物産協会、共催・うるま市、琉球新報社)が20日、うるま市の島しょ地域で開幕する。10月2日まで。伊計島、宮城島、平安座島、浜比嘉島を舞台に、全国で活躍する芸術家や新進気鋭の若手芸術家37作家の54作品が展示され、島々の民家や広場などを活用し、島しょ地域の活性化を図る。

 5回目の今年は国内外で活躍する芸術家、堀尾貞治さんを始め、昨年木村伊兵衛写真賞と日本写真協会賞新人賞を受賞した写真家の石川竜一さんらが参加。芸術家たちの作品と島々の風景が織りなす「共同作品」を眺めながら、ゆったりとした「島時間」を過ごせる。

 午前10時から午後6時までで、入場料大人500円、中学生以下は無料。再入場も可能。入場券はうるま市与那城の海中道路にある市観光物産協会で販売。問い合わせは市観光物産協会(電話)098(978)0077。