プロバスケットボールBリーグの開幕戦を翌日に控えた琉球ゴールデンキングスの選手たちは21日、試合会場となる東京の国立代々木競技場第一体育館で練習に臨んだ。歴史的な一戦が行われるコートの感触を確かめながら、勝利を目指して汗を流した。
練習ではボールを保持する選手へプレッシャーを与える守備のほか、キングスの持ち味であるスピードを生かしながら攻め込む方法を確認した。試合では観客を楽しませる演出をするため、全面に発光ダイオード(LED)を使用したコートが使用される。普段とは異なる雰囲気になることが予想されるため、岸本隆一は「高揚感がある中でいかにいつも通りのプレーができるかが重要になる」と気持ちを引き締めた。
伊佐勉HCは「(練習では)準備してきたことを最終確認した。選手にはあとはやるだけと伝えた」と説明。「沖縄が一つになって東京のチームに立ち向かう。みんなで一緒になって戦ってほしい」と呼び掛けた。