ジャズで募金訴え 3団体、4時間演奏 那覇


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 拡張型心筋症のため心臓移植が必要な森川陽茉莉(ひまり)ちゃん(1)を支援しようと、ジャズの「Y・Kシンギンオーケストラ」を主宰する金城吉雄沖縄JAZZ協会顧問らが呼び掛けて実現した街頭コンサートが25日、那覇市久茂地のパレットくもじ前で開かれた。「ひまりちゃんを救う会」によると、19万3126円が集まった。

ひまりちゃんへの義援金を呼び掛けつつ、軽快な曲を演奏するジャズバンドレキオスのメンバーら=25日、那覇市久茂地のパレットくもじ前

 演奏したのは「Y・Kシンギンオーケストラ」「ジャズバンドレキオス」「田港朝正ディキシー7」の3団体。4時間にわたる本格的なジャズの演奏に、多くの通行人が足を止め、踊ったり掛け声を掛けたりして楽しんだ。曲の演奏が終わるたびに、3団体と「ひまりちゃんを救う会」のメンバーらが持つ募金箱に、多くの支援が寄せられた。

 金城顧問は「報道で資金が足りないことを知り、少しでも手助けできればという気持ちで呼び掛けた」と話した。