県議会9月定例会の代表質問が27日午前、始まった。10月26日から開催される第6回世界のウチナーンチュ大会に向けた取り組みについて問われ、翁長雄志知事は「大会閉会式(10月30日)に、『世界のウチナーンチュの日』制定の宣言を予定している。今後、その日に合わせて国内外各地でウチナーンチュの伝統や文化をテーマに関連行事が行われることで、ウチナーネットワークの次世代へのさらなる拡大と継承につながることを期待している」と答弁した。
2017年度の沖縄振興予算の概算要求が3210億円となったことについて、翁長知事は「本年度の当初予算額を下回る水準だが、厳しい財政状況の中、3千億円台が確保された。一括交付金の減額は残念だが、あらためて執行率の課題が指摘されたことを受け止め、引き続き改善に努める」と答弁した。
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