「不当判決許さず」 自治労県本が定期大会で決議


この記事を書いた人 松永 勝利
大会宣言などを採択し、ガンバロー三唱をする自治労県本部の第65回定期大会=8日午後4時44分、那覇市古島の教育福祉会館

 自治労県本部(稲福弘委員長)の第65回定期大会が7、8日の日程で、那覇市古島の教育福祉会館で開かれた。8日は2017年度の運動方針や予算、違法確認訴訟の判決に対し「不当な判決を決して許さず、公正・公平な裁判を求める」などと訴える決議を採択した。
 また名護市辺野古の新基地建設と米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯工事、先島諸島への自衛隊配備の阻止を求める決議も採択した。7日は16年度の活動を総括し、決算などを採択した。稲福委員長は「辺野古、高江の工事強行を糾弾し、普天間基地の撤去を求め、闘争に勝利するため団結して頑張ろう」と訴えた。【琉球新報電子版】