リスザル赤ちゃんは「リオ」 池間君、永山さん命名 ネオパーク


この記事を書いた人 新里 哲

 【名護】名護自然動植物公園「ネオパークオキナワ」で2年ぶりに生まれたコモンリスザルの赤ちゃんの愛称が「リオ」に決まった。9日、園内で命名式が行われ、応募した名前が選ばれた港川小5年の池間琉斗君(11)=浦添市=と北中城小5年の永山愛依さん(11)=北中城村=が出席した。

 愛称は同園が募集し全国から281点の応募があった。

 池間君と永山さんが餌を持って飼育小屋に近づくとたくさんのリスザルが集結。中には母「てぃーち」の背中におぶわれた「リオ」の姿も。おいしそうに餌を食べる姿に“名付け親”の2人は喜んでいた。

 池間君は「ことしオリンピックがあったのでこの名前を付けた。赤ちゃんはかわいい」と笑顔。永山さんは「成長する様子を見守りたい」と目を細めた。

「リオ」の“名付け親”になった池間琉斗君(左)と永山愛依さん=9日午前、名護市名護のネオパーク
母親の「てぃーち」の背中にしがみつく「リオ」=9日、名護市のネオパーク