第11回うるま祭り闘牛大会(主催・うるま祭り実行委員会、共催・うるま市闘牛組合連合会、琉球新報社)が15日、うるま市石川多目的ドームで行われた。
シーの一番は、沖縄中量級トップクラスの実力を保持する金太郎が徳之島から来た若手ホープ牛の闘技・黒豹をわずか32秒で圧倒して初優勝した。
闘牛の本場での大会とあって、2階席も埋め尽くされる盛況ぶり。20頭の猛牛が全力で体と体を激しくぶつけ合って押し合う勇姿に、観客は大興奮だった。
シーの一番は両牛とも開始と同時に鋭い角を使っての激しい割り技を展開。しかし、しばらくすると、いきなり闘技・黒豹が大きくダメージを受け敗走した。これをチャンスとばかりに、金太郎が闘技・黒豹を土手際に追い散らした。
シーの二番は前評判通りの好試合を展開。対戦時間が9分を過ぎても、一進一退の攻防戦が続いた。最後は戦歴で勝る大志パンダ☆さくらが雷神鯱を退け、沖縄初戦を白星で飾った。