県内初開催となる第5回世界若者ウチナーンチュ大会(同実行委員会主催)が20日、開幕した。西原町のさわふじ未来ホールで行われた開会式には200人以上が参加。4人の若者代表が「世界若者ウチナーンチュが一つになり、沖縄の未来に向かって熱い絆を深める」と誓った。沖縄にルーツを持つ海外の若者約100人と沖縄に住む若者が一緒に沖縄の伝統を体感し、熱く語り合い、楽しみながら沖縄の未来を考える4日間が始まった。
玉元三奈美実行委員長は「ルーツがある市町村の青年(と世界の若者)をつなぎたい。互いに『おかえり』『ただいま』と言える『帰る場所』をつくりたい。若者同士が国を超えて連携し、新たな取り組みが生まれる可能性に期待している」と語った。
翁長雄志知事は「大会を機に若者ウチナーンチュ同士の絆がさらに深められ、多くの若者が万国津梁の精神で海外へ飛躍することを期待する」とあいさつした。
大会は23日までの4日間で、延べ約2千人が参加する予定。閉会式・グランドフィナーレは23日午後6時からうるま市の勝連城跡で行われる。
英文へ→5th Worldwide Youth Uchinanchu Festival held to deepen bond for Okinawaʻs future