【宜野湾】北谷町美浜の海岸周辺で複数のオオメジロザメが目撃された問題で遊泳を禁止していた宜野湾市真志喜のトロピカルビーチが23日午前9時、遊泳を再開する。北谷町漁業協同組合が19日、オオメジロザメ3匹を捕獲し、その後は目撃情報がないことを受けて判断した。
捕らえられたオオメジロザメは体長1メートル55センチ、重さ31キロの雌1匹と、子ザメとみられる体長約90センチのサメ2匹だった。
宜野湾市観光振興協会やトロピカルビーチ、市漁協の関係者が21日、北谷町と協議して再開を決めた。今後、迅速に対応できるように周辺市町村や海浜関係者と情報を共有する体制を強化する。具体的な協定締結も検討している。
北谷町は27日、会議を開き、28日以降にサンセットビーチとアラハビーチでの遊泳再開を検討する方針。再開までは引き続き、遊泳に加えてビーチ付近での釣りも控えるよう呼び掛けている。