沖縄県内初開催の第5回世界若者ウチナーンチュ大会(同実行委員会主催)は23日、スポーツイベント「ウチナーンピック」とグランドフィナーレを行い、4日間の全日程を終了した。9カ国2地域から約100人の若いウチナーンチュが来沖。県内に住む若者を含め、各種イベントに延べ約2千人が参加した。第6回は2018年2月にペルーで開催する。
うるま市の勝連城跡で行われたフィナーレは、組踊やエイサー、県内を代表する若手アーティストが出演し、期間中最大の盛り上がりを見せた。
玉元三奈美実行委員長は「お互いにただいま、お帰りと言える場所がつくれた。次回はペルー。幕はまだ閉じていない」と話した。翁長雄志知事はビデオメッセージを送り「万国津梁の琉球時代をほうふつとさせた」と大会成功を喜んだ。