ユニーク競技に汗 ウチナーンピック開催


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わずかなスペースに何人乗れるかを競う「ブルーシート乗り」に挑戦する参加者=23日、西原町民体育館

 第5回世界若者ウチナーンチュ大会のスポーツイベント「ウチナーンピック」が23日、西原町民体育館で行われ、約170人が参加した。海外参加者、県内参加者が出身地域別のチームに分かれてリレーや綱引きなどに挑戦し、中部Cチームが優勝を飾った。

 参加したのは15チーム。海外参加者、県内参加者が同じチームで協力し、音楽が流れるとカチャーシーを踊らなければならない「カチャーシー玉入れ」、約50センチ四方のスペースに何人が乗れるかを競う「ブルーシート乗り」などの競技に臨んだ。国別対抗の綱引きも行われ、ボリビアチームが優勝を果たした。

 本部町にルーツがあるペルー出身の県系4世、城間シエリさん(18)は、大会を通して同町のアルゼンチン人や本部町の青年会メンバーと知り合った。「カチャーシーはペルーでも踊るけど、手の動きは沖縄の人のようにうまくはない。それでも一緒に踊れて楽しかった」と話した。

 粟国島出身の新城勝宏さん(26)は「初めて会うボリビア人と同じチームだったが、一緒に作戦を練ることができた。これを機会に海外と関わっていきたい」と語った。