【中国時報】コンビニ、図書サービス 台湾全土でスタート


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 台北市立図書館は昨年2月に初めてファミリーマートで、図書の返却サービスを始めたが、新たにセブン―イレブンとハイ・ライフ(莱爾富)も参加し、図書館の貸し出しと返却のサービスを始めた。読者はネットで注文し、50元(150円)の郵送料を払い、最寄りのコンビニで本を借りることができる。これで台湾全土が図書館の分館になる。

 このサービスは最初、図書館に直接行けない読者向けであったが、95元(360円)の郵送費が割高に感じたためか、2008年以来400件しか利用がなかった。しかし1回につき5冊までで、郵送費を安くすることで利用件数は千件を超えた。

 利用違反にはペナルティもあり、発注した本を受け取りに来ない場合、3回の未受領で貸し出し資格停止の措置が取られる。