陽茉莉ちゃん、米出発 心臓移植へ待機


この記事を書いた人 金城 美智子
米国で心臓移植を受けるために、入院先の東京大学付属病院を出発する森川陽茉莉ちゃん=25日午前(ひまりちゃんを救う会提供)

 重い心臓病「拡張型心筋症」を患い、心臓移植が必要な1歳9カ月の森川陽茉莉ちゃんは25日午前10時すぎ、羽田空港から米ニューヨークに向けて出発した。陽茉莉ちゃんは、入院先の東京大学付属病院から専用車両で空港に移動。チャーターされたメディカルジェット機に、うるま市出身の父・森川孝樹さん(31)と、母・佳菜子さん(24)と乗り込んだ。

 「ひまりちゃんを救う会」の共同代表、津波成将さんらが見送った。同会のフェイスブックによると、空港で陽茉莉ちゃんは少し戸惑った様子だったが、無事に搭乗を果たした。

 陽茉莉ちゃんは、米コロンビア大学の病院で検査を受け、問題がなければ、ドナーの待機のリストに登録する。
【琉球新報電子版】