【ヘリパッド取材班】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する市民らは27日、東村高江のN1ゲート前で抗議の声を上げた。午前9時すぎ、大勢の機動隊が出動してゲート前で座り込む市民約20人を排除し、県道を規制してのダンプカーによる砂利搬入が始まった。午前中でダンプカー約50台分の資材を運び込んだ。
連日の資材搬入車両の往来によりゲート前の県道は砂が積もり、ダンプカーが通るたびに粉じんが巻き上がって、排ガスとともに視界が悪い状態。市民からは「抗議の意思を示して道路に座り込む市民はどうなるのか。機動隊員の健康問題でもある。沖縄防衛局は散水など粉じん対策を取れ」と抗議した。
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