魅せる琉球の美 米ワシントンで沖縄の紅型展


この記事を書いた人 Avatar photo 与那嶺 明彦
色鮮やかな紅型に見入る来館者=4日夜、米ワシントンのジョージ・ワシントン大博物館・テキスタイル博物館

 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】沖縄県による海外初の紅型(びんがた)展「Bingata!Only in Okinawa」(主催・県、米ジョージ・ワシントン大博物館・テキスタイル博物館)が5日、米首都ワシントンの同博物館で始まった。

 沖縄の尚家や福地家の紅型着物をはじめ、人間国宝・玉那覇有公さんの作品や紅型があしらわれた山内カンナさんデザインのドレスなど約100点を展示している。来年1月30日まで。

 4日夜には、同博物館でオープニングセレモニーが開かれ、佐々江賢一郎駐米大使や博物館関係者、県系人ら約220人が参加。同博物館代表のブルース・バガンズさんは「沖縄は豊かな文化、伝統がある」とあいさつ。前田光幸県文化観光スポーツ部長は「紅型を通じて、沖縄に興味を持ってほしい」と語った。

英文へ→Dazzling Ryukyu Beauty on Display at Okinawan Bingata Exhibit in Washington D.C.