米軍機騒音 平均85デシベル 10月宜野湾 環境基準超え


この記事を書いた人 新里 哲

 【宜野湾】米軍普天間飛行場近くの宜野湾市上大謝名公民館で10月に測定された騒音の平均値がうるささ指数(W値)85・4デシベル、エルデン66・9デシベルで、共に2016年度最大だった。両方とも環境基準値(W値が70デシベル、エルデンが57デシベル)を超えている。

 10月中旬ごろ、山口県岩国基地所属FA18ホーネット戦闘攻撃機が普天間飛行場に飛来していたことが平均値を引き上げた。

 野嵩1区公民館もW値が78・1デシベル、エルデンが60・3デシベルで、普天間中学校もW値が72・7デシベル、エルデンが57・8デシベルで環境基準値を超えていた。FA18の飛来で上大謝名公民館では10月19日、エルデンで本年度最大の116・7デシベルを記録した。