恩納村瀬良垣にハイアット 東急不動産など初進出


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 沖縄初進出となる東急不動産(東京)とNTT都市開発(同)、ディズニーホテルなどを運営するミリアルリゾートホテルズ(千葉県)の3社は10日、恩納村瀬良垣に建設するリゾートホテルの事業内容を那覇市内で発表した。名称は「ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄」で、米ハイアットホテルズコーポレーションが運営する。2018年夏の開業を目指す。数百人の雇用が見込まれる。

 ホテルは瀬良垣島内に地上7階建て、本島側に地上3階と地上2階建ての計3棟を建設する予定。3階建ては長期滞在利用施設としての整備を検討する。総客室数は約340室で延べ床面積は計3万8200平方メートル。3社は17年に共同でホテル経営会社を設立する予定。土地や工事費用などを合わせた総工費は約250億円を見込む。

 東急不動産ウェルネス事業ユニットホテル・リゾート事業本部の速川智行執行役員本部長は「沖縄には国内外から訪れる観光客が急拡大しており、那覇空港第2滑走路が供用開始された後、さらなる客数の増加が期待される」と語った。