心臓移植を受けるため米国に滞在している森川陽茉莉(ひまり)ちゃん(1)の手術が現地時間14日、無事に終了した。「ひまりちゃんを救う会」共同代表の津波成将さん(31)は「皆さんのご支援のおかげでここまで来れた。感謝の気持ちでいっぱいだ」と喜びの胸中を語った。
津波さんは日本時間の15日午前に陽茉莉ちゃんの父・孝樹さんから電話で手術終了の報告を受けたといい、まだまだ予断を許さない状態だが「今は奇跡だけを信じ、共に前進すること」を確認し合ったという。
今年2月に米国で心臓移植手術を受け、寄付金の余剰金を陽茉莉ちゃんに託した翁長希羽(のあ)ちゃん(2)の父・司さん(40)は「本当にほっとした。これから拒絶反応への対応やリハビリなどが始まるので、ご両親もまだ不安はあると思うが、一番の目的だった手術が無事に終わったので、まずは体を休めてほしい」と語った。
「ひまりちゃんを救う会」のフェイスブックには「良かった。本当に安心した」「よく頑張ったね」「早く笑顔が見たい」など、手術が無事終了したことを喜ぶコメントが多数寄せられた。
英文へ→Okinawans overjoyed at successful heart transplantation of one-year-old Himari