県はリオデジャネイロ・パラリンピックの車いすラグビーで日本の銅メダル獲得に貢献した仲里進選手に22日、県民栄誉賞を贈った。
仲里選手は2004年のアテネ・パラリンピックから4大会連続で出場、リオでは日本初のメダル獲得に貢献した。県庁で行った授与式で翁長雄志知事は「県民に夢と希望を与えた」とたたえた。仲里選手は受賞を喜び「多くの県民からパワーをもらった」と感謝の意を示した。今後については「2020年に向けてさらに精進したい」と活躍を誓った。
県民栄誉賞は沖縄尚学高校野球部と興南高校野球部、車いす陸上の上与那原寛和さんとプロゴルファーの宮里藍さんが受賞している。【琉球新報電子版】