人も素材も上等 那覇で離島フェア開幕


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
各離島の特産品を求め、多くの人が訪れた「離島フェア2016」=25日、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇

 「離島を支えるモノがある。人も素材も特産品」をテーマに離島フェア2016(同開催実行委員会主催)が25日、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇で開幕した。18離島市町村から127社、1092品目が展示、販売されており、離島の産業振興と地域交流、地域資源の発掘を図る。27日までの3日間。午前10時から午後7時まで。最終日の27日は午後6時半まで。

 会場には朝早くから多くの人が集まり、フェア開幕を告げる金色のくす玉が割られると拍手が起こった。11市町村が出店している離島食堂と、石垣市、伊江村が出店している離島カフェには食欲をそそる匂いがあふれ、次々に人が集まった。

 開会式で実行委員長の外間守吉与那国町長は「回を重ねるごとに内容が充実している。離島地域全体の活性化につながっている」と来場を呼び掛けた。宜野湾市から来た60代の女性は「離島の良さを一つの場所で楽しめる」と喜び、久米島のみそや八重山のかまぼこを味見した。