JA共済(JAおきなわ・JA共済連沖縄)は28日、子どもたちを支援する県内25団体に対して総額130万円相当の食料品を贈呈した。子どもの貧困対策を県民運動として推進する「沖縄子どもの未来県民会議」と共同の取り組みで、物品提供は初めて。
県庁で開かれた贈呈式で、同会議会長の翁長雄志知事は「困っている子どもたちを支援する取り組みが、ほかの民間企業などに波及することを期待したい」とあいさつ。JAおきなわ経営管理委員会・JA共済連沖縄運営委員会の末吉孝和会長は「子どもの貧困が沖縄から一日でも早くなくなることを願う」と述べた。
子ども支援団体に贈られたのは、米や肉、缶詰類、加工品などJAおきなわAコープ商品。代表してあいさつした「子どもフードバンク沖縄KFB」(沖縄市)の砂川和美代表は「素晴らしい贈り物に感謝する。今後も各団体が手をつないで前進していくので、サポートをお願いしたい」と感謝した。
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