空中戦に大歓声 琉球ドラゴンプロレスが慈善イベント 天龍さんも登場


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華麗な技を披露する琉球ドラゴンプロレスの選手たち=11月23日、沖縄市の県総合運動公園体育館

 【沖縄】プロレスの社会福祉チャリティーイベント「琉球ドラゴンチャンプルー2016」(同実行委員会主催)が11月23日、沖縄市の県総合運動公園体育館で開かれた。琉球ドラゴンプロレスの選手たちによる華麗な技の応酬に、約1300人の来場者が熱狂した。収益の一部は、市社会福祉協議会に寄付する。

 試合は全6試合が行われ、琉球ドラゴン代表のグルクンマスク対佐々木貴がとりを務めた。オープニングではきいやま商店によるライブが会場を温め、特別立会人を務めた元プロレスラーの天龍源一郎さんもイベントを盛り上げた。

 市内の特別支援学校や養護施設の児童ら約350人も招待した。児童園の子どもたちは観客の案内や終了後の片付けなど、運営を手伝った。

 具志堅晃実行委員長は「毎年開催するたびに観客や協力者が増えている。子どもたちは興奮し、お客さんが笑顔になっていた。とても感動的だった」と満足げに語った。