米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ墜落現場の名護市安部海岸で19日午後1時半ごろ、墜落による環境調査のため県の職員らが墜落現場を訪れた。県による環境調査は墜落後初めて。
米軍側が設置した油防止膜(オイルフェンス)の外側の海水と砂を採取し、放射能検査も実施した。県衛生環境研究所環境科学班の渡口輝班長は海水と砂は持ち帰って調査するとし一定の日数がかかるとの見方を示した。放射能については「環境レベルだった」と答えた。県の調査はオイルフェンスの外側で行われ、墜落機の近くまで立ち入ることはできなかった。【琉球新報電子版】