オスプレイ墜落に抗議 沖縄県議会が与党案決議、意見書可決


この記事を書いた人 金城 美智子
オスプレイ墜落に抗議する与党提案の決議、意見書を賛成多数で可決した県議会最終本会議=22日午後、沖縄県那覇市の県議会棟

 県議会(新里米吉議長)は22日の最終本会議で、13日に発生したオスプレイの墜落事故に抗議し、配備撤回や米軍普天間飛行場の県内移設断念、在沖米海兵隊の撤退などを求める与党提案の決議と意見書を賛成多数で可決した。野党の自民が提案した決議と意見書は賛成少数で否決された。

 可決された決議と意見書は、事故対応に関し「住民に被害を与えなかったことは感謝されるべきだ」と発言した在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官の更迭も求めている。

 与党案は与党の賛成26、反対15、退席6で可決された。野党案は自民の賛成15、反対26、退席6だった。公明4人、維新2人が退席した。【琉球新報電子版】

英文へ→Okinawa Prefectural Assembly passes protest resolution over December 13 Osprey crash