「基地過重負担に配慮を」 翁長沖縄知事、二階氏と会談


この記事を書いた人 金城 美智子
二階俊博自民党幹事長(左)との会談で、沖縄振興への協力と併せてオスプレイ墜落での県民の不安と怒りを伝える翁長雄志知事(右)=26日午前11時15分すぎ、那覇市の知事公舎

 翁長雄志知事は26日午前、来県中の二階俊博自民党幹事長らと知事公舎で会談した。翁長知事は、2017年度の沖縄関係予算案や税制改正への対応に感謝を表した上で「オスプレイが墜落し、県民の不安と怒りは頂点に達している。米軍基地も沖縄からすると過重で配慮いただきたい」と述べ、日本の安全保障を日本全体で考えるよう改めて求めた。

 これに対し二階幹事長は「できる限り沖縄の皆さんの心に寄り添って日本の安全保障、戦後のたくさんの課題を負っていただく沖縄に対して自民党が何をなすべきか常々仲間の間で議論している。たくさんの課題を抱えていただいており、与党としてしっかり要望にお応えしていけるようにしたい」と応じた。

 会談には自民党県連のメンバーも同席した。
【琉球新報電子版】