
高校生が起業につながる科学研究のアイデアを競い合う第5回「スコア! サイエンスin沖縄」(主催・沖縄科学技術大学院大学=OIST、在沖米国総領事館)が10日、恩納村のOISTで開かれ、離島を含む県内14チームが出場した。紅イモの皮に含まれる紫外線吸収物質を取り出し、化粧品などに活用するアイデアを発表した球陽高校が優勝した。
球陽は、紫外線の強い沖縄の植物に含まれる紫外線吸収物質を活用しようと研究を実施。いろいろな植物を調べる中で紅イモの皮に無色の紫外線吸収物質を見付け、分離に成功した。これを化粧品に混ぜると5時間にわたって紫外線を半減させる効果があることを実験で示した。
取り組んだのは2年の糸洲永李子さん、野口朱里さんと1年の岸本玲奈さん。
その他の受賞チームは次の通り。
▽2位・中部農林
▽3位・辺土名
▽特別賞・西原