農業生産の拡大誓う JAおきなわが初荷式


この記事を書いた人 松永 勝利
初荷を積んだトラックを拍手で見送る関係者ら=4日午前、浦添市伊奈武瀬のJAおきなわ園芸農産物広域流通センター

 JAおきなわ(大城勉理事長)の2017年初荷式が4日午前、浦添市伊奈武瀬のJAおきなわ園芸農産物広域流通センターで開かれた。関係者が見守る中、県産の野菜や花卉(かき)、果実を積んだトラック4台が出発した。
 式典で大城理事長は、今期のサトウキビ生産量が80万トンを超える見通しであることや、農業現場の人手不足を補うため、7月にも外国人技能実習生の受け入れを始めることなどに触れ「農業生産の拡大に向けて取り組みを強化する」と意気込みを語った。
 JAおきなわは今年の生産・販売目標を野菜3万3千トン(105億円)、花卉1億5千万本(55億円)、果実6500トン(30億円)と設定し、目標達成を誓った。【琉球新報電子版】