うるま市立あげな小学校は1958年に開校した。安慶名十字路を中心に中部地区の振興街として活気に満ちる校区。創立当初の児童数は約800人で、1960年代には1300人を超す大規模校だった。校区には闘牛ファンに親しまれる安慶名闘牛場や国指定史跡の安慶名城跡がある。
あげな小の開校にあたっては、地域が一丸となって区民から募金を集めるなど、建設用地の確保に向けた取り組みもあった。開校当初は赤土の広がる土地にブロック校舎2棟、トタンの校舎1棟があるだけだったが、開校周年には市内で初となる全校式カラーテレビ放送施設が設置された。現在、校舎は新築され体育館や水泳プールが整備されている。
校歌は初代校長の仲里嘉英さんが作詞した。
校歌探訪 うるま市立あげな小学校
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上原 康司