3月2日から南城市の琉球GCで始まる女子ゴルフの第30回ダイキンオーキッドレディストーナメントに宮里藍ら沖縄県勢4選手の出場が決まった。選手は総勢108人で、そのほか大会3連覇が懸かるテレサ・ルー(台湾)や2年連続賞金女王のイ・ボミ(韓国)をはじめ、笠りつ子、キム・ハヌル、申ジエらトッププレーヤーらが集結。国内開幕戦の栄冠を目指す。
16日、主催する琉球放送が概要を発表した。大会は日本女子プロゴルフ協会(LPGA)のツアー初戦。第30回記念大会にふさわしい豪華な顔ぶれとなった。
県勢は6年ぶりの宮里のほか、今季復活を期す諸見里しのぶや昨年シード復帰を果たした比嘉真美子、4年連続大会ベストアマチュアの新垣比菜(興南高3年)が出場する。選手強化などを目的に昨年から日程を4日間に拡充した。優勝賞金は2160万円で賞金総額は1億2千万円。
4枠の本戦出場権を懸けたアマチュア選手権は30、31日に琉球GCで行い、佐渡山理莉(名護高1年)、新城莉李亜(宜野座高1年)、比嘉里緒菜(嘉数中2年)、金城和歌奈(糸満高2年)らが出場し、ツアー戦出場を狙う。
[宮里藍]特別な意味を持つ大会
プロになって初めて優勝した大会で、特別な意味を持たせてもらっている大会だ。沖縄の皆さんの前でプレーできるのを楽しみにしており、私のプレーを見に来てもらえたらうれしい。出るからには勝ちたい。6年ぶりの出場となるが、ギャップは関係なく、今シーズンは国内外問わず1試合でも多く勝ちたい。沖縄というアドバンテージもあると思うので、それを力に頑張りたい。トータルバランスをいま一度見直して挑みたい。
[諸見里しのぶ]最も勝ちたい試合
助軟骨の痛みもなくコンディションは良好だ。長くサポートをいただいているダイキン工業や地元の皆さまへの恩返しのためにも、最も勝ちたい試合だ。自己最高の2位を上回る優勝を目指す。復活した自分のプレーをファンや地元の皆さんにお見せできるよう、ホステスプロとして大会を盛り上げたい。
[比嘉真美子]沖縄盛り上げる
ダイキンオーキッドは一番思い入れが強い大会だ。地元・沖縄というのもあり、メジャーと同じぐらい勝ちたいと思っている。感動を届けられるように、一人の県民として沖縄を盛り上げられるように頑張りたい。プロになって5年目のシーズンで、今までと違った自分を見せられる年にしたい。
[新垣比菜]優勝争いできるよう頑張る
昨年は今までのゴルフ人生の中で一番悩んだ1年だった。その分、成長できた1年だと思うので、この経験を生かしていきたい。今年はプロテストもあるので一番大事な年になる。ダイキンオーキッドレディスゴルフは毎年、成長が実感できる大会。5年連続のベストアマチュアはもちろん、優勝争いできるよう頑張る。