社会

「基地押し付け、デマまで流すのか」 東京MX「ニュース女子」に沖縄で有志が抗議

 東京メトロポリタンテレビジョン(東京MX)の「ニュース女子」の内容に抗議する「のりこえねっと」の会見は、インターネットでつないだ沖縄会場も設けられ、東京会場と双方向で進行した。沖縄会場となった県庁の県政記者クラブには「ヘイト放送に抗議する沖縄有志一同」の代表として作家の目取真俊さん、弁護士の池宮城紀夫さん、平和市民連絡会の岡本由希子さん、一般市民の安慶名奈々さんの4人が参加した。「絶対に許してはいけない」と強い抗議の意志を示した。

 基地建設への抗議行動に連日参加していた目取真さんは「これまで一銭ももらったことはない」と放送内容を否定。「ただでさえ沖縄に基地を押し付け、迷惑を掛けておきながら、悪質な差別意識に満ちあふれたデマまで流すのか。県民として許せない」と、現場を取材せずに一方的な中傷を流した放送局の姿勢を糾弾した。

 反対運動をおとしめる人々の心理について「裏を返せば、心の底に沖縄に基地を押し付けて負担を強いていることに対する後ろめたさを解消したいのだと思う」と分析した。「振興費をもらい、基地があるが故に得をしていると思い込むのも、同じような心理構図だ。沖縄への負担強要から目をそらすのではなく、ちゃんと目を向けてほしい」と訴えた。

 抗議行動に参加する安慶名さんは「番組内で軍事ジャーナリストが『沖縄の人たちは米軍基地に反対している人はいない』と言い切った。残酷で許せない一言だ」と抗議する仲間の気持ちを代弁した。


「ニュース女子」の放送内容に強く抗議する(右から)池宮城紀夫さん、岡本由希子さん、目取真俊さん、安慶名奈々さん=27日、県庁の県政記者クラブ



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