【沖縄】糸満市立高嶺中学校3年の生徒約60人は20日、エネルギーの大切さを学ぼうと、うるま市の具志川火力発電所や沖縄市登川の沖縄バイオマス発電所などを訪れた。廃食用油を燃料に発電する「沖縄バイオマス発電所」を訪れた生徒らは、職員から発電方法や仕組みなどについて説明を受け、施設内を見学した。
同施設の事業主である大幸産業(大城實社長)では、2016年から天ぷら油などの廃食油を使って発電している。大城社長は「糸満市の給食センターで利用された油も、再利用につなげている」と説明した。
同校生徒会長も務める伊波竜之介さん(15)は「県内にもいろいろな発電所があるということが分かり、勉強になった。廃食油が燃料になることが分かって、驚いた」と感想を述べた。