民進党の陳曼麗議員が発表したところによると、昨年1~11月までに発生したスマートフォンがらみの詐欺の案件は2万1千件で、昨年の同じ時期よりも9・9%(約1900件)増えている。
そのうちアカウントを乗っ取られたという被害が最も多く、昨年の1~8月の間に発生した事例では、18~23歳の被害者が最多の24・3%で、次いで30~39歳が20・3%と続いた。
比較的若い人に被害が多い要因として、警察は一般の通話はお金がかかるため、若者の多くはSNSの通話機能を使って「節約」していることを挙げている。
年配者はスマートフォンに習熟していないためか、かえってアプリを使った通話を使わないことから、被害は少ないとされている。