WBC韓国代表が来県 うるま市で本番へ調整


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うるま市内で春季キャンプがスタートしたWBC韓国代表チームの選手ら=13日、うるま市の具志川野球場

 【うるま】3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)開幕を控え、WBC韓国代表チームは13日、うるま市具志川野球場で春季キャンプをスタートした。本格的な練習開始を前に、球場で市が歓迎式を開き、地元の特産品やビールなどを贈呈。大会での活躍を期待した。

 歓迎式終了後に開かれた公開練習には、韓国メディアやファンらが多数駆け付けた。練習を熱心に見学し、選手らをカメラに収めたり、握手や撮影を求めたりする姿もあり、WBCでの活躍を願い激励していた。

 韓国代表は2009年のWBC決勝戦で、日本と対戦。延長十回の激闘の末、敗れ、惜しくも準優勝にとどまった。歓迎式で韓国代表チームのキム・インシュク監督は「短期間ではあるが、一生懸命練習して、結果を残したい」と大会初優勝へ向け、意気込んだ。

 うるま市の栄野川盛治副市長は「春季キャンプで体力を磨き、優勝を目指して一生懸命頑張ってもらいたい」とエールを送った。