自動運転バス実証実験 来月20日から南城市で


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 【東京】鶴保庸介沖縄担当相は17日の閣議後会見で、自動運転技術を活用した公共バスの実証実験を3月20日から南城市のあざまサンサンビーチ周辺道路で実施すると発表した。自動運転技術の公共バスへの導入に向けた本格的な実証実験は全国初で、実験はインターネットで中継される。

 3月から始まる実証実験は、バスを停留所に隙間なく横付けする「正着制御」や走行ルート下での自動運転の安定性の検証、走行状況のデータ収集などを進める。実証実験を経て、次年度には公道上の通常の交通環境で実験し、実用化につなげていく考え。

 インターネットでの中継は今後、内閣府が進める「SIP自動走行システム」のホームページで詳細を公表する。