コラソン、POへの大一番 あす大崎戦、望みつなぐか


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ディフェンスの連携を確認をする琉球コラソンのメンバー=23日、浦添市民体育館

 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは25日、岩手県の花巻市総合体育館で第15戦となる大崎電気と対戦する。24日に岩手に移動するコラソンは23日、浦添市民体育館で攻守の動きを確認した。
 コラソンの現在の成績は7勝6敗1分けで、リーグ5位。大崎戦を含め残り2試合。リーグ上位4チームが出場できるプレーオフ(PO)進出に望みをつなぐためにも負けられない戦いが続く。水野裕紀選手兼監督は「速攻に定評のある大崎を勢いづかせない展開にすることが重要だ」と気を引き締める。

 シーズンの前半戦は、後半に入って自チームのミスから主導権を奪われた。25日の試合では「守備はできている。あとは攻撃のイージーミスを減らす」ことがテーマという。

 現在、PO進出が確定しているのは、首位の大同特殊鋼(12勝1敗1分け)と2位のトヨタ車体(11勝3敗)、3位の大崎電気(9勝3敗2分け)。残り1枠を、4位の湧永製薬(7勝4敗3分)と5位のコラソンが争う。

 コラソンがPOに進出するためには残り2試合で2連勝する必要がある。湧永製薬と順位が並べば、対決した2試合で得失点差が低いコラソンが4位に浮上できる。