「市民の力で飛行止めよう」 嘉手納基地で約100人が抗議


この記事を書いた人 松永 勝利
「基地はいらない」とシュプレヒコールを上げる市民ら=24日午前7時21分、北谷町山内の米軍嘉手納基地第5ゲート

 【中部】毎週金曜日に米軍嘉手納基地の前で抗議行動をしているカデナ・ピースアクションが24日午前、第3次嘉手納爆音訴訟判決を受けて嘉手納基地の撤去を求めて抗議した。嘉手納基地第1、第5ゲート前に集まった市民ら計100人以上が「司法が止められないなら自分たちで声を上げて止めるしかない」と怒りをぶつけた。抗議中も市民の声をかき消すようにF15戦闘機が次々と飛び立った。
 午前7時30分すぎから第5ゲート出口を市民が数回封鎖し、公道に出ようとした米軍車両が基地内に引き返す様子が見られた。
 抗議行動の世話人を務める伊波義安さん(75)=うるま市=は「判決は米軍の行動を日本の司法が止められないことを示した。県民が立ち上がって基地を撤去させないといけない」と呼び掛けた。
 第2次普天間爆音訴訟の島田善次原告団長は「もう限界だ。沖縄はおとなしすぎる。もっと団結して怒らなければいけない」と語気を強めた。
 自宅近くの第1ゲートで抗議した長浜一男さん(66)=北谷町=は「裁判所は被害を認めても訓練は止めてくれない。戦闘機が家の上空を連続して飛ぶので本当にうるさい。このうるささに慣れて当たり前にならないように抗議したい」と力を込めた。【琉球新報電子版】