犬猫殺処分ゼロへ一丸 那覇市議6人が連盟


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動物愛護連盟を結成した那覇市議ら=24日、那覇市議会

 動物好きの那覇市議会議員6人が「那覇市動物愛護議員連盟」を結成したと24日に発表した。犬猫殺処分ゼロに向けて、動物愛護関連の条例制定を目指し、会派を超えて活動する。

 メンバーは、翁長俊英議長、下地敏男市議(社民)、大城幼子市議(公明)、高良正幸市議(新風会)、平良識子市議(社大)、中村圭介市議(無所属の会)の6人。
 相談役でヤギを飼っている翁長議長が、議会で動物愛護関連の質問が多い議員に声を掛け「個別ではなく団体で訴えてインパクトを与えよう」と提案。22日の「猫の日」に結成した。
 連盟では、県内の各自治体の議会に連盟の結成を呼び掛けたり、犬猫の保護や啓発活動をしている市民団体や行政機関と意見交換したりして関連施策の提案や条例制定などを目指す。
 猫好きの下地会長は「沖縄ではまだ犬猫の殺処分が多い。社会をよくするために力を合わせて頑張りたい」と意気込んだ。