陶芸ファンにぎわう 個性豊かな30工房出店 あすまで、読谷でやちむん市


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多くの買い物客らでにぎわうやちむん市=25日午前、JAおきなわ読谷ファーマーズマーケット「ゆんた市場」前

 【読谷】焼き物の里として知られる読谷村で25日午前10時、「第24回やちむん市」(同実行委員会主催)がJAおきなわ読谷ファーマーズマーケットで始まった。県内最大級の陶器市は26日午後7時まで開かれる。村内の30工房が出店し、それぞれの個性を落とし込んだ食器や置物などのやちむんが展示即売されている。

 初日の25日は朝早くから行列ができ、事務局によると500人ほどが並んでいた。出店者よりも早い時間から並ぶ「猛者」もいたという。会場は多くの陶芸ファンや買い物客でにぎわった。娘の結納で沖縄を訪れた尾上敦子さん(55)=高知県=は好きな陶芸家のお皿やビアグラスなどを購入。「散財したけど、満足した」と笑顔を見せた。【琉球新報電子版】