琉球コラソン反撃届かず ハンドボール日本リーグ 大崎電気に20―29で敗退


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 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラシンは25日、岩手県の花巻市総合体育館で強豪の大崎電気と対戦し、20―29で敗れた。現在の成績は7勝7敗1分け。

 序盤は石川出や趙顯章を中心に得点を重ねる得意のパターンで5―1と好調に滑り出した。だが、ロングシュートが阻まれ、ミスも生まれると、大崎が得意とする速攻に持ち込まれ一気に点差を詰められた。シーソーゲームの前半は10―11で折り返した。

 後半開始後は2度の7メートルライン内守備でペナルティスローを献上したほか、大崎のリスタートや宮崎大輔の個人技などで点差を離された。コラソンは相手守備を付くポストプレーなどで反撃。しかし、勢いに乗った大崎が守備の重圧を高めると、コラソンは切り崩せずに単発プレーとなり、シュートを阻まれた。

 6点差を追いかける最終盤には、GKをコートプレーヤーに代えた7人攻撃で一矢報いようとしたがシュートが決まらず、逆に無人のゴールに打ち込まれて、反撃も及ばなかった。
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